【AGAの薬について】主な2種類の薬の治療効果と副作用などをご紹介

AGA(男性型脱毛症)の主な原因は「男性ホルモン」と「遺伝」であるため、食事や運動などの生活習慣を改善するだけでは、AGAの症状は良くなりません。
一方で、いまやAGAは、薬による治療で改善が期待出来るようになりました。現在日本で使われているAGAの治療薬は、大きく分けて2種類あります。ここではAGAのそれぞれの治療薬について、特徴、治療期間など、効果と副作用を詳しく解説した上で、薬の効果が得られない場合はあるのか、薬はどこで入手出来るのか、個人輸入はしても良いのかなど、気になるポイントについても正しい情報をお伝えしていきます。

Ito
伊藤恭太郎 医師監修
日本救急医学会救急科専門医

目次

  1. 01AGAの治療薬は大きく分けて3種類
  2. 02AGAの外用薬「ミノキシジル」の効く仕組みと副作用
  3. 03AGAの内服薬「フィナステリド」の効く仕組みと副作用
  4. 04それぞれの治療薬はいつまで効果が持続するのか
  5. 05AGA治療薬が効かない場合はあるのか
  6. 06AGA治療薬に値段の安いジェネリック医薬品はあるのか
  7. 07AGA治療薬は薬局で市販されているのか
  8. 08ネット通販でAGA治療薬を輸入することは可能なのか
この記事のチェックポイント

AGAの治療薬は大きく分けて3種類

ここがポイント!

  • AGA治療薬は「外用薬」「内服薬」の2種類に分けられる
  • 「外用薬」は「ミノキシジル」配合の「リアップ」シリーズのみ
  • 「内服薬」は「フィナステリド」「デュタステリド」の2種

現在国内で使用されているAGAの治療薬は、「外用薬」「内服薬」の2種類に大きく分けられます。
まずはその2種類を把握しましょう。
2種類のAGA治療薬

種類1:外用薬(塗り薬)

外用薬は、一般的に「発毛剤・育毛剤」と言われ、直接頭皮に付けるタイプの薬です。
現在、発毛効果があると認められ、AGA治療の外用薬として日本で製造・販売されているのは、大正製薬の「リアップ」シリーズのみです。リアップに配合され、発毛効果が認められているのは「ミノキシジル」という成分です。

種類2:内服薬(飲み薬)

現在、日本で認可されているAGAの飲み薬は「フィナステリド」と「デュタステリド」の2種類です。
フィナステリドは、AGA治療薬として日本で初めて認可された薬です。また、デュタステリドは2015年9月に国内で製造・販売が認可されたばかりの新薬です。


参考


脱毛症診断チェック

AGAの外用薬「ミノキシジル」の効く仕組みと副作用

ここがポイント!

  • ミノキシジルは、毛を作る「毛母細胞」を増やして、再び発毛へと導く薬
  • 薬を塗った部位に発赤、かゆみ、かぶれ、ふけなどの副作用が現れる場合がある
  • 現在日本で製造販売されているミノキシジル配合のAGA外用薬は「リアップ」シリーズ

ここでは、AGAの外用薬であるミノキシジルの効く仕組みと副作用について解説します。AGA診療ガイドラインによると、ミノキシジルの使用が推奨されているのは、軽症のAGAです。また、女性は飲み薬の使用が禁止されているため、ミノキシジルは女性のAGA治療でも活躍する薬です。

ミノキシジルの効く仕組み

髪の毛は、「毛周期」というサイクルを繰り返しながら生え替わっていきます。AGAを発症すると、毛周期のうち「成長期」が短くなってしまい、毛が十分に育たないことが原因で薄毛になります。(毛周期について詳しくは【AGA(男性型脱毛症)とは】症状・原因・予防法〜病院・AGA専門外来での検査・診断・治療そして気になる費用までを解説をご参照ください。)
ミノキシジルには、毛の根元の「毛包」という部分に存在する「毛乳頭細胞」を刺激して、毛を作る「毛母細胞」を活発に分裂させる成分を出させる作用があります。この作用によって、育たず小さくなった「毛包」が成長し、再び太く長い毛が伸びてきて「薄毛」を改善してくれるのです。これがミノキシジルによる主な発毛メカニズムですが、その他にも「毛母細胞が減るのを抑える」「毛細血管を拡張して血流を改善する」という作用もあります。ミノキシジルは、毛母細胞で「アポトーシス」という種類の細胞死が起こるのを防いで、結果的に毛を作る細胞が減るのを抑えます。また、毛母細胞は毛細血管を流れる血液から必要な栄養素と酸素を取り入れているため、毛細血管の血流改善は髪の毛の健康につながります。ミノキシジルは、こうした作用により薄毛を改善するのです。
ミノキシジルのメカニズム

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは、直接頭皮に付ける「外用薬」ですが、もともとは血圧を下げる薬なので、誤って口に入れると血圧に影響を与える可能性もあります。薬の取扱いには十分に注意しましょう。
ミノキシジルの主な副作用
ミノキシジルの主な副作用として、薬を塗った部位の発赤、かゆみ、かぶれ、ふけなどの皮膚トラブルが挙げられます。その他の副作用として、頭痛、めまい、胸の痛み、心拍が速くなる、手足のむくみなども報告されています。
このような症状が出た場合には、直ちに使用を中止して医師に相談しましょう。

ミノキシジルが含まれる治療薬

ミノキシジルは、AGAの外用薬として、日本では1996年に初めて一般用医薬品として売られ始めました。それが「リアップ」シリーズで、ミノキシジルの配合量が異なる商品がいくつか販売されています。
日本皮膚科学会は「AGA診療ガイドライン」の中でミノキシジルの使用に関して、男性は5%、女性は1%配合のものを外用するように推奨しています。現在販売されているリアップシリーズの中には、男性用にミノキシジル5%配合の「リアップX5プラスローション」、女性用にミノキシジル1%配合の「リアップリジェンヌ」という商品があります。「リアップシリーズ」は第1類医薬品に指定されており、購入可能な薬局には必ず薬剤師がいます。商品を選ぶ際には、薬剤師に相談して決めると良いでしょう。

ミノキシジルについて詳しくは「【ミノキシジル(リアップ)の効果と副作用】AGA外用薬の基本からフィナステリド(プロペシア)との併用、ロゲインやタブレットの使用まで」をご参照ください。

参考


AGAの内服薬「フィナステリド」の効く仕組みと副作用

ここがポイント!

  • フィナステリドは、薄毛を招く男性ホルモン(DHT)を作る酵素の働きを抑えて再び発毛へと導く薬
  • 主な副作用には「性欲減退」「勃起機能不全」などの性機能不全
  • フィナステリドは未成年と女性は使用してはいけない

AGA治療に用いられる内服薬は「フィナステリド」と「デュタステリド」ですが、デュタステリドは2015年に認可されたばかりの新薬であるため、2010年版の診療ガイドラインにおいて推奨されているのは「フィナステリド」のみです。ここでは、フィナステリドの効く仕組みと副作用について解説していきます。

フィナステリドの効く仕組み

AGAは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが「2型5αリダクターゼ」という酵素によって「DHT(ジヒドロテストステロン)」という強力な男性ホルモンに変換されるこが原因で起こります。DHTが前頭部や頭頂部の毛根に作用すると、髪の毛の成長期が短くなり、毛は次第に細く短くなっていきます。(DHTによるAGAの発症メカニズムについて詳しくは【AGAの原因について】原因物質「DHT」が薄毛スイッチを入れる仕組みから遺伝やストレスの影響・女性のAGAまでをご参照ください。
「フィナステリド」はこの「2型5αリダクターゼ」の働きを邪魔する作用を持つ薬です。その結果、変換されて作られるDHTの量が減少し、前頭部や頭頂部の毛の成長期が回復して薄毛の改善につながるのです。
AGA治療薬の作用


ちなみに、新薬の「デュタステリド」にも「2型5αリダクターゼ」の働きを邪魔する作用があり、デュタステリドの方がフィナステリドよりも発毛効果が高いという研究結果が報告されています。

デュタステリドについて詳しくはAGA新薬「ザガーロ」(デュタステリド)を徹底解説|正しい飲み方、効果、副作用、価格など~プロペシア(フィナステリド)との比較表付きをご参照ください。

フィナステリドの副作用

フィナステリドの主な副作用は「性欲減退」「勃起機能不全」などの性機能不全です。
フィナステリド配合薬であるプロペシア錠(MSD社)の添付文書によると、実際に、日本国内で行われた薬の評価試験では、フィナステリドを飲んだ人のうち1.1%に「性欲低下(リビドー減少)」、0.7%に「勃起機能不全」などの副作用が認められました。また稀ではありますが、食欲不振や肝機能障害などの副作用が現れる可能性もあります。1%が多いと捉えるか少ないと捉えるかは個人の見解によりますが、このような副作用が現れた場合には直ちに主治医に相談しましょう。
フィナステリドの主な副作用

飲み薬は未成年と女性は使えない

内服薬は、有効性が実証されているAGAの治療薬である一方で、使用が許可されているのは男性のみであり、未成年と女性の使用は禁止されています。その理由は、未成年と女性に対する安全性と有効性は現在のところ検証されておらず、確認されていないからです。また、女性のAGAは、原因が「男性ホルモン」であるとはまだ明らかになっていないことも、使用が禁止されている理由の1つです。さらに、男の子を妊娠している女性がAGAの治療薬を飲んだ場合には、赤ちゃんの生殖器などの発育に影響を及ぼす恐れがあると考えられています。フィナステリドは、飲んでいなくとも、薬の成分に直接触れると皮膚から吸収されてしまうため、妊婦さんは飲み薬に触れないようにとプロペシア錠の添付文書に記載されています。基本的に、錠剤は割れなければ表面がコーティングされているため、薬の成分に直接触れることはありません。万が一の事故を防ぐためにも、AGAの飲み薬は錠剤を割って飲まないようにしましょう。

フィナステリドについて詳しくは「【フィナステリド(プロペシア錠)の治療効果と副作用】AGA内服薬の基本情報からミノキシジル(リアップ)との併用、ジェネリック情報や輸入薬(フィンペシア・フィナロ)の使用についてまで幅広く解説」をご参照ください。

参考



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それぞれの治療薬はいつまで効果が持続するのか

ここがポイント!

  • AGA治療薬は、外用薬・内服薬ともに効果には個人差がある(人によって違う)
  • 外用薬・内服薬ともに薬の効果は一時的なものであり、効果を持続させるためには薬を続ける必要がある

現在日本で使用されている外用薬や内服薬によるAGAの治療効果は、どれも一時的なものです。全ての薬において、薬をやめると脱毛が再開したとの報告がなされています。
つまり、今のところ薬によるAGAの治療には「いつまで」という期間は無いと言えます。症状を抑え続け、改善を望む場合には、基本的に治療を続けていく必要があるのです。

AGA治療薬の効果について詳しくは【AGAの治療について】3つの治療方法・期間・薬の効果と副作用から保険適用まで網羅的にをご参照ください。

参考


AGA治療薬が効かない場合はあるのか

ここがポイント!

  • AGA治療薬の効果には個人差があり、中には効果が全く現れない人もいる
  • 薬が効かない場合には、「自毛植毛」「かつら」などが検討の対象となる

AGA治療薬の効果には個人差があるため、外用薬や内服薬で治療を続けても、中には効果が現れない人もいます。診療ガイドラインでは、1年間外用薬と内服薬で治療を続けても効果が得られなかった場合には「自毛植毛」の実施や「かつら」の使用を検討するように推奨されています。
植毛には「人工毛植毛」と「自毛植毛」がありますが、推奨されているのは「自毛植毛」の方で、日本皮膚科学会は、「人工毛植毛」は実施しないようにと呼びかけています。人工毛植毛はトラブルが多く、米国では禁止されている治療法なのですが、日本では禁止はされていないため、現在でも行っている医療機関があり注意が必要です。
一方で、「自毛植毛」は自分の毛の組織を移植するので、拒絶反応などが起こりづらく、生着して発毛する可能性が高いとされています。治療薬が効かない場合には、確かな経験と実績がある医師の下で行う場合に限り、自毛植毛を推奨するとAGA診療ガイドラインにも記載されています。

かつらは「治療」ではありませんが、外見の改善は出来るため、精神的な負担を軽減出来ると考えられています。薬ではないため副作用はありませんので、診療ガイドラインでも使用の否定はされていません。最近では医療用かつらの改良も進んでおり、以前に比べてより自然なかつらが販売されています。好きな髪型にオーダーメイドすることが出来るタイプのものもありますので、治療効果が現れず悩んでいる人は「植毛」や「かつら」を検討してみてはいかがでしょうか。

植毛について詳しくは「【自毛植毛によるAGA治療について】植毛後の経過、費用、メリット・デメリット、失敗例など幅広く解説」をご参照ください。
かつらについて詳しくは【AGAや円形脱毛症でも使う医療用かつら(ウィッグ)とは】男性、女性、子ども用の違いや特徴、値段の相場と医療費控除や保険適用などをご参照ください。

プロペシアについては、多くはありませんが約1%の方にアレルギー、約5%に効果が不十分と言われます。その場合は、内服薬をザガーロに変えたり、頭皮注射を中心に治療をすることで発毛へと導くことがほとんどです。

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脱毛症診断チェック

AGA治療薬に値段の安いジェネリック医薬品はあるのか

ここがポイント!

  • AGAの治療薬のうちジェネリック医薬品があるのは、今のところ「フィナステリド」のみ
  • ジェネリック医薬品は、先発品の7〜8割程度の価格で購入できる

ジェネリック医薬品は、新薬(先発品)の特許が切れた後に製造・販売される、先発品と同等の効果が認められている薬です。先発品に比べて、薬の研究開発費用が大きく抑えられるため、低価格に設定されています。
ジェネリック医薬品の特徴

AGAの治療薬のうち、今のところジェネリック医薬品が販売されているのは「フィナステリド」のみです。
日本では、2005年にフィナステリド配合のAGA治療用内服薬としてMSD社(旧万有製薬)から「プロペシア」という名前の薬が、先発品として販売開始されました。プロペシアの特許期間が終了した2015年を皮切りに、各製薬会社から「フィナステリド」という名称でフィナステリド配合のAGA治療内服薬のジェネリック医薬品が販売され始めました。
ジェネリック医薬品のフィナステリドは、プロペシアの7〜8割程度の価格で購入出来ます。わずかですが、経済的負担の軽減になりますので、検討してみてはいかがでしょうか。

フィナステリドのジェネリック医薬品について詳しくは「【フィナステリド(プロペシア錠)の治療効果と副作用】AGA内服薬の基本情報からミノキシジル(リアップ)との併用、ジェネリック情報や輸入薬(フィンペシア・フィナロ)の使用についてまで幅広く解説」をご参照ください。

参考


AGA治療薬は薬局で市販されているのか

ここがポイント!

  • AGA治療薬のうち「外用薬(ミノキシジル)」は薬局で市販されている
  • ただし、「第1類医薬品」に指定されているため、薬剤師のいる店舗でのみ購入可能

AGAの治療薬のうち、薬局で買うことが出来るのはミノキシジル配合の外用薬、つまり国内では「リアップ」のみです。
リアップは「一般用医薬品」として市販されており、病院へ行って処方してもらわなくても入手することが出来ます。ただし、一般用医薬品の中でも、使用する際に注意が必要な成分を含む「第1類医薬品」に指定されていおり、購入する時点で薬の飲み方、副作用など薬の関する注意事項について薬剤師が説明することが義務付けられています。そのため、購入出来るのは、薬剤師が常駐している薬局やラッグストアということになります。最近では、薬剤師が常駐して医薬品を販売しているコンビニエンスストアもありますが、このような条件を満たすコンビニでもリアップは購入可能です。また、2016年6月から、薬剤師が薬の情報提供と販売をする場合には、インターネットでも購入可能となりました。
このようにリアップは割と手軽に入手出来るというわけですが、購入する際には、薬剤師からの説明を聞いた上で注意事項を守って使うようにしましょう。また薬剤師からの説明に対して疑問点がある場合には、確認すると良いでしょう。
ミノキシジルは第一類医薬品


ミノキシジル配合の塗り薬が「一般用医薬品」であるのに対して、フィステナリドなどの飲み薬は「医療用医薬品」に分類されます。「医療用医薬品」は、購入のためには医師の処方が必要な医薬品で、市販はされていません。医療機関を受診した上で必要であれば処方される薬なので、処方せんを持って薬局へ行くようにしましょう。


参考


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ネット通販でAGA治療薬を輸入することは可能なのか

ここがポイント!

  • 薬品の個人輸入は法律で禁止されていないため、AGA治療薬は買おうと思えばネット通販で買えてしまう
  • しかし、治療薬の個人輸入は、成分が異なる可能性もありとても危険な行為なのでやめましょう

AGAの治療薬が、インターネットなどの通販で販売されていることがあります。現在の日本には、薬品の個人輸入を取り締まる法律が無いため、日本では医師による処方せんが必要な薬であっても、インターネットを介して購入することが出来てしまうのが現状です。しかし、個人輸入した薬は、本物の薬かどうかを簡単に判断することが出来ないため、にせ物の薬が送られてきたり、薬名が同じであっても成分が異なっていたりする可能性が無いとは言い切れず、薬の個人輸入はとても危険な行為です。
米国食品医薬品局(FDA)では、インターネットなどで個人輸入すべきではない医薬品の1つとして、AGA治療用の内服薬である「フィナステリド」の名前を挙げています。AGAの内服薬は、医師の指示の下で使用しなければ、多大な健康被害を生じる可能性があるので「医療用医薬品」に指定されているのです。AGA治療薬に限らず、医師の処方が必要な薬については必ず医療機関を受診して、医師の指示の下で薬を正しく使用するようにしましょう

ネット販売されている薬剤には、偽造がたくさん含まれています、そのリスクもありますが、何よりそんなニセ薬ででた健康被害をネット業者は絶対に取らず、逃げてしまうところが問題なのです。何かあった時に、必ず対応できるクリニックで処方を受けるべきです。

参考


まとめ

AGAの治療薬は「外用薬」「内服薬」「注入薬」の大きく3つに分けられます。
外用薬はいわゆる「発毛剤・育毛剤」です。発毛効果が認められているミノキシジル配合の外用薬で、現在日本で販売されているのは大正製薬の「リアップ」シリーズのみです。この薬は、医師の処方がなくても薬剤師がいる薬局で購入することが出来ます。
内服薬は、「フィナステリド」「デュタステリド」の2種類がありますが、こちらはいずれも医師の処方せんが必要です。必ず、皮膚科、脱毛症専門外来、AGA専門クリニックなどの医療機関を受診して、医師に処方してもらい使用しましょう。インターネットを通じて海外からAGAの薬を個人輸入することはとても危険な行為ですのでやめましょう。

これらの治療薬は全て、多くの人にAGA症状の改善をもたらした実績があります。一方で、薬による効果は個人差が大きく、人によっては効果が全く現れない場合もあります。薬で改善が見られなかった人は、「自毛植毛」や「かつら」など、別の選択肢を検討していく場合があります。
現在用いられている薬によるAGAの改善効果は、全て一時的なものであり、薬の中断によって脱毛が再開したというケースが報告されています。そのため、今のところ、AGAの治療薬はどの薬でも使い続けていかなければなりませんが、途中で諦めずに、自分に合った治療法を続けていくようにしましょう。

円形脱毛症・前頭脱毛症などの脱毛症でお悩みの方へ

Ito
伊藤恭太郎 医師
日本救急医学会救急科専門医

プロフィール

東北大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院および聖路加国際病院の救命救急センターにて、救急集中治療医として診療に従事。聖路加国際病院では、救急部チーフレジデントを務め、救急科専門医資格を取得。一般内科外来や在宅診療、重症患者への高度救命処置まで、幅広い分野の診療を経験。

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