【正しい血圧測定法とは】血圧計の種類別に測定の原理から正しい手順をご紹介

血圧は、朝起きると上がり始め、夜になると下がる傾向があります。血圧は、体のリズムに合わせて1日の間に高くなったり低くなったりと変動しているのです。また血圧は、ストレスや緊張など、心の状態によっても変化します。このように血圧は、タイミングや条件により変化するため、高血圧の治療を受けながら家で血圧を測定している人などは、正しい血圧の状態を知るために、毎日決まった条件で測り数値を記録していくことがとても重要です。ここでは、血圧計の種類や血圧測定の原理をまず確認し、それを踏まえた上で正しい測定方法を見ていきましょう。

Ito
伊藤恭太郎 医師監修
日本救急医学会救急科専門医

目次

  1. 01正しく血圧測定するためには適した環境が必要
  2. 02血圧測定器の種類一覧
  3. 03血圧測定の原理には病院向きと家庭向きの2種類がある
  4. 04正しい血圧測定法①:姿勢
  5. 05正しい血圧測定法②:測定の時間帯
  6. 06正しい血圧測定法③:測定の手順
  7. 07測定不能になる原因
  8. 08便利な血圧測定器連動アプリ
  9. 09おわりに

正しく血圧測定するためには適した環境が必要

ここがポイント!

  • 血圧測定が出来る場所は病院、血圧計が設置されている薬局、家庭など
  • 家庭で血圧測定をする場合に適した環境は、適切な室温と静かな部屋
  • 適した環境の下で、正しい姿勢で測定を行いましょう


血圧を測定するときは、測定に適した環境を整えて行う必要があります。何故かと言うと、例えば、小さな振動でも測定結果に影響が出てしまうためです。ここでは、血圧を測定出来る場所と環境について見ていきましょう。

血圧測定出来る場所

病院 医師や看護師が測定してくれます
薬局 血圧計を設置しているところがあります
家庭 購入した家庭血圧家庭血圧(かていけつあつ)家庭で測定した血圧をいう。家庭血圧の高血圧の基準は、収縮期血圧135mmHg以上かつ/または拡張期血圧85mmHg以上をいう。診察室血圧よりも基準が低い。近年では、家庭血圧の測定値が診断や治療でも重要視されている。計を用いて自分で測定をします
その他 自治体の役場や公民館、家電量販店などにも血圧計を設置しているところがあります

あなたの家に血圧計はありますか。家庭での血圧測定は、いまや一般的になっており、珍しいことではありません。厚生労働省による国民健康・栄養調査では、わが国における家庭血圧家庭血圧(かていけつあつ)家庭で測定した血圧をいう。家庭血圧の高血圧の基準は、収縮期血圧135mmHg以上かつ/または拡張期血圧85mmHg以上をいう。診察室血圧よりも基準が低い。近年では、家庭血圧の測定値が診断や治療でも重要視されている。計の普及率を約4,000万台と推定しています。この数から、血圧計は1家に1台ある家電と言っても過言ではありません。

血圧測定に適した環境

家庭で血圧を測定する場合に、正しい測定結果を得るために整えるべき環境について具体的に見ていきましょう。

室温:寒くも暑くもない室温に調整しましょう。特に冬場、寒い部屋での測定は、血圧を上昇させるので注意が必要です。
正しい姿勢:背もたれのある椅子を用意し、腰掛けて血圧計のカフを心臓の高さに維持するようにしてください。椅子の前にテーブルをおいて腕を安定させると良いでしょう。
静かな環境:会話をすると血圧に影響するので会話を交わさない環境で測定しましょう。
血圧測定に適した環境

参考

  • 日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2014(pdf資料)
  • 小原拓, 大久保孝義, 菊谷昌浩, 福永英史, 村井華代, 浅山 敬, 目時弘仁, 橋本潤一郎, 戸恒和人, 今井潤. わが国における家庭血圧測定の現状: 外来患者8506人の実践と意識: 家庭血圧測定の現状に関する調査研究. 血圧. 2006; 13: 447 54.

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血圧測定器の種類一覧

ここがポイント!

  • 血圧計には「自動電子血圧計」「水銀血圧計」「アネロイド血圧計」の3種類がある
  • 家庭で使われるのは主に「自動電子血圧計」
  • 自動電子血圧計は主に「上腕式(巻き付け型)」「上腕式(アームイン型)」「手首式」「指式」の4種類がある


血圧計にはどのような種類があるのかを簡単に確認しましょう。

血圧計の種類と違い

血圧計には「自動電子血圧計」「水銀血圧計」「アネロイド血圧計」の3種類があります。

家庭では、聴診器を用いる必要がない「自動電子血圧計」が主に使われています。
自動電子血圧計には「上腕式(巻き付け型)」「上腕式(アームイン型)」「手首式」「指式」があります。ここでは、家庭で主に使われているこの4種類についてもう少し詳しく見ていきましょう。
〇上腕式血圧計(巻き付け型)
上腕に巻いて測定する一般的なタイプの血圧計です。よく目にする血圧計は、このタイプが一番多いのではないでしょうか。比較的正確な値が測れるので、日本高血圧学会では家庭での血圧測定は「上腕式血圧計」を使用するように推奨しています。
〇上腕式血圧計(アームイン型)
腕を筒型の部分に通すタイプの血圧計です。血圧を正しく測定するためには、血圧計を腕の正しい位置に巻くことと、正しい姿勢で測定することが重要です。この血圧計は腕を通すだけで、自然と血圧測定のための正しい姿勢となる設計になっているので、意識しなくても正確な値が測定しやすいという特徴があります。
このタイプの血圧計は、病院や薬局などの待合室によく設置されていますが、家庭用のアームイン型上腕式血圧計も開発され、売られています。「一人暮らし」「高齢者」「血圧を上手に測定できない人」などは、アームイン型上腕式血圧計の購入を検討してみてもよいでしょう。
〇手首式血圧計
手首に巻くタイプの血圧計です。簡単に巻くことが出来ることや、小さく軽いため持ち運びに便利という特徴があります。一方で、上腕式血圧計に比べると、振動や高さに測定値が影響されやすく正確性には劣ります。常用というよりは、旅行や移動時の携帯用として使用するとよいかもしれません。
〇指式血圧計
指に巻くタイプの血圧計です。手首式と同じく、手軽で持ち運びに便利ですが、正確性に劣るとされています。

医療現場では主に聴診器で脈の音を聞きながら測定する「水銀血圧計」と「アネロイド血圧計」が用いられています。水銀血圧計については、世界的な水銀汚染を防止しようという「水俣条約」の流れを受けて、今使用しているものは続けて使って良いものの、新しく導入はしないように、日本高血圧学会により推奨されています。いつか、医療現場から水銀血圧計がなくなる日が来るかも知れません。
血圧計の種類

血圧計の種類について、もっと詳しく知りたい人は「【血圧計について】種類・特徴・価格など選び方の参考になる情報を幅広く解説」をご参照ください。

気になる価格帯

血圧計の価格は機能やメーカーによって幅があります。
家庭用血圧計の価格
上腕式血圧計は3,000円~1万5,000円程度、アームイン型上腕式血圧計は1万~2万4,000円程度、手首式血圧計は2,000~1万5,000円程度です。アームイン型の価格は高めですが、腕を通すだけで簡単に血圧を測定出来るのでお勧めです。

血圧計の価格について、もっと詳しく知りたい人は「【血圧計について】種類・特徴・価格など選び方の参考になる情報を幅広く解説」をご参照ください。

血圧計で脈拍数も測れる

血圧計は、血圧だけでなく「脈拍数」も測定することが出来ます。次の章で解説しますが、血圧の測定原理に関係する「コロトコフ音」や「オシロメトリック法における振動」は、どちらも心臓の拍動に合わせて現れるもので、心拍数は心臓の拍動数、脈拍数はそれを脈として触れた数なので、脈拍数も測定することが出来るのです。最近の家庭用血圧計のほとんどは、脈拍数も同時に結果として表示してくれますので、脈拍数を知りたい場合、自分で脈を押さえて数える必要はありません。
脈拍数は体を動かすとすぐに上昇します。普段の正しい脈拍数を測定したい場合には、「5~10分間は安静にした後」「決まった時間に」「毎回同じ姿勢」で測定するようにしましょう。

心拍数は、高血圧の合併症による死亡率にも関係すると考えられています。米国で半世紀以上前から行われている大規模な心臓病の疫学調査「フラミンガム研究」では、高血圧で治療を受けずに放置していた人の場合、心拍数が高いほど心血管病での死亡率が高かったと報告されています。血圧を測定したら、血圧と一緒に表示されている心拍数にも注目し、記録してみてはいかがでしょうか。

参考


血圧測定の原理には病院向きと家庭向きの2種類がある

ここがポイント!

  • 病院の血圧計は心拍をコロトコフ音(血管音)という「音で聞く」コロトコフ法で測定する
  • 家庭用血圧計は心拍を脈波(血管壁の振動)という「振動で感知する」オシロメトリック法で測定する


血圧計の種類が分かったところで、今度は血圧計で血圧を測る仕組みがどのようになっているのかを解説します。
血圧を測る仕組みは「コロトコフ法」と「オシロメトリック法」の2種類です。「コロトコフ法」は、病院で使われている水銀血圧計とアネロイド血圧計で用いられている原理です。「オシロメトリック法」は家庭で使われている自動電子血圧計で用いられている原理です。これら2種類の血圧測定原理の違いについて詳しく見ていきましょう。

家庭用血圧計はオシロメトリック法で測定する

家庭で使われている電子血圧計は「オシロメトリック法」という原理で測定をします。
オシロメトリック法による血圧測定では、まず上腕に巻いたカフに空気を送り込んで上腕の動脈の血流が止まるまで圧迫し、それから少しずつ圧迫を弱めていきます。止まっていた血液が流れ始めた時点で、血管に「脈波(みゃくは)」と呼ばれる大きな振動が急激に生じます。さらに圧迫を弱めると、脈波は急激に小さくなり、ある時点で変化しなくなります。この脈波を、カフについている圧力センサーで感知して測定するのが「オシロメトリック法」です。

オシロメトリック法の場合、急激に振動が大きくなったときが「収縮期血圧収縮期血圧(しゅうしゅくきけつあつ)心臓が縮んで、全身に血液を送り出すときに血管にかかる圧力。血圧を測定した時の最大の値のこと。(最大血圧)」、振動が変化しなくなったときが「拡張期血圧拡張期血圧(かくちょうきけつあつ)心臓が縮んだ後もとの大きさになり、全身から血液が戻るときに血管にかかる圧力。血圧を測定した時の最小の値のこと。(最小血圧)」です。

病院の血圧計はコロトコフ法で測定する

病院で主に使われている「水銀血圧計」と「アネロイド血圧計」は、測定する際に聴診器が必要なのですが、その理由は、「コロトコフ法」という脈音を聞く方法で血圧測定をしているからです。

コロトコフ法による血圧測定も、カフに空気をいれて上腕の動脈を圧迫する仕組みはコロトコフ法と同じです。オシロメトリック法が脈派をセンサーで感知して測定するのに対し、コロトコフ法では聴診器で音を聞いて測定をします。上腕の圧迫を徐々に弱め、ある時点で止まっていた血液が流れ始めると、血管からトントンと音が聞こえ始めますが、この音は「コロトコフ音」と言い、心拍のリズムに合わせて聞こえるものです。さらに圧迫を弱めていくとある時点で「コロトコフ音」が聞こえなくなります。

コロトコフ音が聞こえ始めたときの血圧が「収縮期血圧収縮期血圧(しゅうしゅくきけつあつ)心臓が縮んで、全身に血液を送り出すときに血管にかかる圧力。血圧を測定した時の最大の値のこと。」コロトコフ音が聞こえなくなったときの血圧が「拡張期血圧拡張期血圧(かくちょうきけつあつ)心臓が縮んだ後もとの大きさになり、全身から血液が戻るときに血管にかかる圧力。血圧を測定した時の最小の値のこと。」です。コロトコフ音はとても小さな音なので、聴診器を動脈の部分に当てて確認する必要があるというわけです。
血圧計の測定原理

血圧の測定原理について、もっと詳しく知りたい人は「【血圧計について】種類・特徴・価格など選び方の参考になる情報を幅広く解説」をご参照ください。

参考



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正しい血圧測定法①:姿勢

ここがポイント!

  • 血圧は、椅子に腰かけて、テーブルに血圧計を置いて正しい姿勢で測定しよう
  • 腕に巻いたカフが心臓と同じ高さになるような位置で測定しよう
  • 測定中は腕に力を入れず、リラックスした状態でいよう


血圧は、正しい姿勢で測定しないと結果に影響してしまい、正しい数値が測れない場合があるので、血圧測定をする際の正しい姿勢について確認していきましょう。
まず、正しい姿勢を作りやすいように、下のイラストのように椅子に腰かけて、テーブルに血圧計を置いて準備しましょう。椅子には背筋を伸ばして座り、上腕の素肌に巻いたカフが心臓と同じ高さになるようにしましょう。腕には力を入れずに、リラックスして測定をしてください。素肌を出すために上着の袖を無理やりたくし上げると、腕の血管を圧迫してしまい測定結果に影響しますので、袖がきつい場合には、袖を抜いて測定するようにしましょう。
血圧の正しい測り方

参考


正しい血圧測定法②:測定の時間帯

ここがポイント!

  • 家庭で正しく血圧を記録するためには、毎日朝と夜の決まった時間に上腕で測定しよう
  • 血圧は1回に2度測定し、その平均値も記録しておこう


血圧は寝ている間は低く、昼間は高くなるというように、1日の中で変化しています。そのため、家庭での血圧測定は、毎日同じ時間に測定し、記録していくことが重要だとされています。

日本高血圧学会は、家庭で正しく血圧を記録するために、「朝」と「夜」の決まった時間に上腕で測定すること、また血圧は1回に2度測定し、その平均値を取ることを推奨しています。そのため、朝と夜に1回ずつ測定するのではなく、朝に2回、夜に2回測定した結果と平均値を記録しておきましょう。

さらに、血圧は食事などの行為によっても変化します。そのため朝は、排尿、食事、服薬をする前に、夜は就寝前に測定をしましょう。測定前に、たばこ、お酒、カフェインを含む飲み物を摂取することも血圧の値に影響するため避けてください。

朝と夜の記録を付けることで、病院の血圧測定では見つからない、夜間高血圧夜間高血圧(やかんこうけつあつ)家庭血圧もしくは24時間行動下血圧において、夜間血圧の平均値が収縮期血圧120mmHg以上/拡張期血圧70mmHg以上の場合をいう。(夜間のみ血圧が高くなる人)、白衣高血圧白衣高血圧(はくいこうけつあつ)診察室血圧は、高血圧の基準を満たしていても、それ以外の血圧は正常域血圧の場合をいう。医師や看護師の白衣を見ることで、緊張して血圧が高くなる方がいることから、白衣高血圧の名付けられた。(普段は正常血圧正常血圧(せいじょうけつあつ)収縮期血圧120~129mmHg/拡張期血圧80~84mmHgの血圧。正常な血圧である。心血管病の発症リスクは、至適血圧<正常血圧<正常高値血圧<高血圧の順で低い。であるのに病院でのみ血圧が高くなる人)などの早期発見にもつながります。

参考


あなたに合わせた生活・食事指導で高血圧改善

正しい血圧測定法③:測定の手順

ここがポイント!

  • 血圧計のカフの巻き方が正しくないと血圧測定の結果に影響するので気を付けよう
  • 肘の内側にある動脈にカフのチューブが沿うように巻き付けよう
  • カフの高さは肘のくぼみから1~2cm上、人指し指が1本入る程度の余裕をもって巻こう


測定するための正しい姿勢とタイミングが分かったところで、今度は家庭用血圧計の正しい測定手順を見ていきましょう。

ここでは、日本高血圧学会が使用を推奨している一般的な「上腕式血圧計」の正しい使い方について紹介していきます。
血圧を正しく測定するために重要なポイントは、何と言っても「正しい姿勢」と「カフが正しく巻かれていること」に尽きます。正しい姿勢を維持し、カフを上腕に正しく巻くことができれば、後は血圧計の電源を入れてスイッチを押すだけで、自動的に正しい血圧が測定出来てしまうからです。

カフを正しく巻くために、まずは腕の動脈を探してみましょう。
肘の内側を指先で触れるとドクドクと脈打っている部分があります。そのドクドクしている部分が「動脈」です。その位置を覚えたら、下のイラストのようにカフのチューブを動脈に沿わせ、巻いていきます。巻く位置は、手のひらを上に向けて、肘のくぼみから1~2cm程度上です。巻く強さは、人差し指が1本入る程度の余裕を持たせましょう。
カフの正しい巻き方

参考


測定不能になる原因

ここがポイント!

  • 測定エラーが出たら血圧計のチューブが外れていたり曲がっていたりしないか確認しよう
  • カフは上着の上から巻くと正確に測定できないので素肌に巻こう
  • 測定中は正しい姿勢のまま動かないことと、会話をしないことが大切


ここでは一般的な家庭用上腕式血圧計でよく起こるエラーの原因をいくつか紹介します

・血圧計自体に問題がある場合
カフとチューブが外れていたり、チューブが曲がっていたりすると血圧が測定出来ない場合があります。また、電池が切れていることもあるので動かない場合には電池も確認しましょう。

・カフが正しく巻けていない場合
カフを上着の上から巻いたり、上着をまくり上げたりしていると動脈が圧迫されてしまい正しく測定することが出来ません。血圧計は素肌に巻くようにしましょう。カフの正しい巻き方については、前の章でお話ししてありますので参考にしてください。

・その他
測定中に動いたり話したりしてもエラーが出る原因となります。測定中は動かないように注意しましょう。

血圧計は、これまでお話ししてきたように、適した環境で、正しい姿勢、正しい方法で測定することが大切なのです。

参考


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便利な血圧測定器連動アプリ

ここがポイント!

  • 血圧計で測定をすると、血圧の数値をスマートフォンに自動的に記録・保存してくれるアプリがある
  • 血圧管理アプリは記録をつけるのが面倒な人や記録をつけるのを忘れてしまいがちな人におすすめ

特に高血圧を治療中の人は、治療による効果が出ているかを確認するため、基本的に毎日血圧を測定し、記録を付けていく必要があります。毎回の診察時に、医師が血圧の測定記録を見て、値によってそれからの治療方針を変更する場合もあります。このような理由で、家庭で測定した血圧の記録を残すことは、とても重要です。

最近では、うっかり記録をし忘れてしまうのを防ぐのに便利な、血圧計と連携した「血圧管理アプリ」が開発されています。血圧計連携型の血圧管理アプリは、血圧計にスマートフォンをかざしたり、アプリを立ち上げたりすることで血圧計で測定した結果を自動的にアプリ内に記録してくれます。記録された血圧はグラフ表示も出来るため、自分の血圧の変化を一目で把握出来る便利なアプリです。
血圧の記録を付けるのが面倒な人や、測定結果を記録するのをうっかり忘れてしまいがちな人は、ぜひ血圧管理アプリを試してみてはいかがでしょうか。

参考


おわりに

普段の自分の血圧を知るために家で血圧測定をする場合には、毎日決まった時間に測定して記録を付けていくことがとても重要です。しかし、血圧測定をしていても間違った姿勢や間違ったカフの巻き方では、正確に測れません。血圧を正確に測るには、適した環境と正しい姿勢、そしてカフを正しく巻くことがとても重要です。ここで読んだ内容を振り返りながら、日々の血圧測定を行ってみてください。記録を付けるのが面倒な人や忘れてしまいがちな人は、血圧計と連携している便利な血圧管理スマホアプリもあります。血圧管理アプリを利用することで、記録の負担を減らし血圧測定を継続出来るだけではなく、血圧の記録忘れも防ぐことができます。今日から正しく血圧を測定する習慣をつけていきましょう。

Ito
伊藤恭太郎 医師
日本救急医学会救急科専門医

プロフィール

東北大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院および聖路加国際病院の救命救急センターにて、救急集中治療医として診療に従事。聖路加国際病院では、救急部チーフレジデントを務め、救急科専門医資格を取得。一般内科外来や在宅診療、重症患者への高度救命処置まで、幅広い分野の診療を経験。

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